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出雲神國之御祭⑫

つづき。

3月22日

八女に行く前に、漏れがないようにY君と一緒に「別所山神社」の久延彦様へご挨拶も兼ね、八女行きの成功を願う。それぞれ仕事があり、現地で待ち合わせとさせて貰う。

以下、祈りを終えてからそれぞれが久延彦様にお言葉を頂く。

洞水筆書き

さての、桜きれいな季節じゃが、
これより先は物見遊山とはなるまいの。
己の我欲があれば、それに連なりし神がつき、
己の欲以外で歩めばそれにみおうた神がおる。
人は人としてあればそれで良き事じゃが、
冷たく申せば人もそれぞれ、
その時の感情もそれぞれ、それが人での。
しかし、これだけは言うておくが、
今より踏み込む道は後戻りはできぬ道。
その心を持ち次の神に会わねば、神に会えても、
想い通じても言葉拾うてもの。
それは真のこの国の先を思う神とは違うての。
では、それは魔やぬしら思う邪な神かと言えば
それも違う。いえば、想いの違う、
古の神々と言うてもよかろう。
天を見上げすぎれば、足元救われ、
足元見続ければ道に迷う。わしはの、ぬしらに
穴に落ちて欲しくもなく、道に迷うて欲しくもなく、
今日は手招きしたまででの。まずは信じることかの。
本気で己自身の芯や根を信じる者のみ、
わしも時々で声をかけさせて貰うでの。 
久延彦

Y君筆書き

さて、色々と悩み、悩んでおる様じゃが、
考えたところで答え出るものでもあるまい。
人はその時々で、同じ者でも別の者の様に
考え変わるもの。
右往左往しながら生きておるもの。
己信ずることできねば神信じることできぬ。
反対も同じこと。
火のように強く思うても長続きす?ものでなく、
流れ続く水の様な思いというかの。
力まず、しなやかに流れを変えながら歩むことかの。
しかしその流れは一本の流れ。
枝別れせんよう本流を流れるが大事。
そなたら別れることなく本流を流れてほしいもの。
久延彦

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