「もう神事は引退するから」
師のこの言葉の意味は、その意味以上に大きく心にのしかかりました。
明治前よりはじまる古神道の中から源流を得て湧き水のように小さくとも力強く、
途切れなくはじまった師より続く二十年以上も続いた仲間の方々との祭り、
「神と人にかける橋」、神祭り。
今までに数え切れない数の仲間に加わって頂き、それぞれの理由で離れ、
またある方は寿命をまっとうし
またある方はそれぞれの自身の道を歩み・・・・・
その中でも仲間や道の先輩方は日常生活を送りながら日々、それぞれの現実と戦いながら。
決してひけらかす訳でもなく驕ることなく、ただ粛々と愚直に自分達が信じる神様の下、
この「神祭」をただひたすら続けて参りました。
紙と筆よりはじまった神々様との交流。
そこに縁あってその時々で力を貸してくださった方々。
神や人、仲間達も含め笑いもあり涙もあり、協力の心があり喧嘩もあり・・・・
心の、魂の、底の底から揺さぶられその中で今まで育ててきて頂きました。
「神様って何??」
そう問われれば神様とは臭いもなく触りもできず、ただ「存在するもの」としか言いようがありません。
ただそれは大きく強くやさしく・・・時に厳しくもあり・・・・・・
・・・・・そして限りなくあたたかいものだとしか今の自分には答えようがございません。
姿形は見せてくれてもそれは自分達に分かりやすい様に形を変えられた姿。
自分達が目的を持って・・・・・いえ、自分達で目的を心のどこかで 「決めて」 そこに導いて下さる
存在としかあらわしようがないのが今、自分に言える事実です。
師よりはじまったこの道だけは、神と人との道だけは決して閉ざしたくはない、と。
この道に一生を捧げさせて頂き、その時々で自分達の成長と共に協力してくださる仲間と手をとりあい
神々が求める世界へ少しでもお手伝いをさせて頂こうと決心させていただきました。
ここに記すものはまったくの誇張も嘘もございません。
それを、「自分達の真実」 を、記録として残してもし縁あってこのブログに立ち寄って頂いた方々に
「神様は実在する」 と少しでも感じて頂けたらそれだけで本当に嬉しい事です。
歳はとっても人間的にはまだまだ未熟な若輩ものです。
生涯を通じ少しでも神々様のお手伝いができます事、その中でまた自分自身も成長できればと思っております。
- 次の記事: 神祭(かみまつり・しんさい)とは①
コメント:7
- バスラ 09-05-01 (金) 2:13
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神様は自分にとって近くて遠い存在。
ネパールなんかはそこらじゅうに神様はいて自然に生活の一部になっている。例えば、料理を作れば台所の神様にまず一口捧げる。車を運転する時は車の
神様に無事を祈る。車で橋を渡る時は川の神様にご挨拶。といった具合。
日本では何だか特別な存在、または宗教として扱われてしまう。日本でも
もっと当たり前の事のようになったらいいのにと思う。
新しいブログを楽しく読ませていただきま〜す。
ちょっと硬いコメントになってしまったかな? - ことら 09-05-01 (金) 9:11
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初めまして 新ブログ立ち上げがんばってください。
神社でお参りする時 鏡にうつる自分の顔がすべてを語っているようで‥。
私は、何も見えませんが 人生の一番辛い時に
神社に行く機会があり それからいろいろと あります。私も成長したいです。 読ませてくださいね。
- Jaby 09-05-01 (金) 23:41
-
新ブログ立ち上げおめでとうございます。
これからどんな文章が綴られていくのか、とても楽しみです! - ★サラン 09-05-02 (土) 0:15
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新しいブログ立ち上げおめでとうございます♪
「~つぶやき~ブログ」を初級偏としたら、こちらは中級偏と言った感じでしょうか?(^^)
お役目お疲れ様です。がんばってください。また、遊びに来ます。
- 涼 09-05-03 (日) 22:53
-
やっぱり…
おつかれまさまです。
と・のっけから(笑)
私は、
14の時の自分に近付き追い越せるように、
自分に負けないように、努力します。「神様」
いると思います。
宗教家ではありません。
が、友人から、
「人生って帳尻が合ってるんだよね~。」
と。
私も、そう思います。
新たな芽
良いですよね~。
勿論、
年輪を重ねてゆく樹木も。
しかり。
ゆら~り、
ひら~り、
柏
の ように。
繋いでゆきたいですよね、
次世代に。
- 奏 09-05-08 (金) 16:44
-
こんにちは。
遅ればせながら、こちらの方にも書き込みを♪
神様は実在するということ、感じてみたいです。
これからひとつひとつの更新を楽しみにしています(^^) - hiryu 09-06-28 (日) 1:46
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携帯から拝読できるとは凄いナと驚いてます。
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