- 2013-01-23 (水) 22:34
- 神祭
たびたびの心尽くし、ありがたき感謝染み入りてまたそれぞれの旅たちの光明ともなろうか。時は多く過ぎ去りし今、この山の頂きよりふもとにいたるまで、多くの人が想いを置いて立ち去り、多くの神も人も魔も、それぞれの界を開いて古よりの山開きと申すもの。すべての界は久しく時をつのり、また開いては閉じるあまたの中で、今宵は多くの山神も神も魔も、すべては平等に安らかなる一日と、果てなく続くこの重なりしこの山の歴史の中で社(奉幣殿)より上宮の頂までの秩序は保たれ暁のぼる夜空にまた多くの星々も輝きしこととなる。人の歴史浅くとも、その中には星の輝きと同じくそれははかなく美しく、みなの心に残りし希望の光たちとなってくれること願うておるでの。火須勢理
2013年1月、最初に行われた神祭を記録に残しておきます。それぞれの事情によって、更新しない間もたくさんの祭りがありましたが、一時期は公私ともに煩雑になりこのブログを封鎖することも考えました。が、今回は今年最初の祭り、またたくさんの方も協力してくれたのでその方たちへのお礼の気持ちを込めて残しておきます。
2012年おおみそか。ここ数年は師匠宅で大晦日を迎えることが多く、不精者のわたしは実家に戻るのも元旦の昼過ぎ。大抵の仲間は大晦日か翌1日には師匠宅に挨拶にいらっしゃいます。プライベートでなかなか会う機会がないので、ここで一年の初日に一年分、ご挨拶を終わらせる感覚でしょうか(笑)
31日の夕方、約束された時間に師匠宅にお邪魔し、毎年恒例・・・・・いや、毎回同じようにお酒を飲んでグダグダとした自由な時間を過ごさせていただく。いつもと少し違うのは、師匠が事情によってお酒を飲まなくなったことと、一年半前に言われてた 『期限』 が迫っていたことでした。
「どうだ?そろそろお前さんの心境の変化はないのか?」
あると言われれば、ある。生活そのものは変わったかと言えば変わってない。
ここ2~3年も一人で宝満山に登ったり、仲間の神祭に参加させて貰ったり、数名と住吉三神様のお祭りを行わせて頂いたりと数えればキリもなくもうまとめる事すら面倒で記録には残してませんでしたが(苦笑)ボチボチと神様とたずさわらせて頂きながら、私生活では神職資格を取得し担当する神社も現在は数社、候補を頂きまして表で神様に仕え蔭でもちょくちょくとお仕えさせて頂く二重生活(?)が続いておりました。
丁度一年半前の今頃、神様に言われたことは、
「周りがあわただしくなるので身を引き、自分の生活に集中させなさい。」
と言われたことでした。当時は何のことやらさっぱり解からず、わからないまま単純な自分は 『分かりました。とりあえず自分の生活に集中します』
とそれを第一に考えてきた訳ですが、、、、「そろそろ一年半が過ぎるんじゃないか?」 そういう話でした。
「参考にしたいことがあるから、紙と筆を出せ。」
大方、このような話から始まります。訳も解からず質問されたことをスラスラと紙に落としていく。もちろん、当たり外れは関係のない話、同じ霊台の方ならわかると思いますが・・・・・作業的な倦怠感もあれば、私自身も微力でも何かしらのお役に立てればと・・・・・・まぁ本当に ”何かしらの” ですね。役に立つかどうかさえ、結果はほとんど教えて貰えませんから(笑)
師の話によると、今は年末からそれぞれの仲間が 『鳴門神界』『出雲神界』『桜島神界』『富士神界』 を開くため、真剣に走り神様の為に走り各自祭りを行っているとのこと。
「それぞれの仲間」といっても、基本的には師や弟子の方々とご縁のある方々。
次から次に知らない方もいらっしゃれば、懐かしい名前や一度顔をみたことある方もちらほらと名前があがります。そんな感じでゆるく、そして時々は強くつながっているわけですね。
『ゆく年くる年』 を観終えたあと、各神界の状況や祭り方法、いくつか質問をされ約束の年に入った自分自身の神祭と共に、仲間内での祭りになにか協力できることはないかと尋ねました。
「年明け己の新しき道のはじまりに、まずは山に登って貰おうか。」
その時に脳裏に浮かんだのは、確か1・2年前にこれも神々様からのご依頼で太宰府市の宝満山に一人で一升瓶を抱えて登った記憶、、、、、もう体力も若かりし頃と比べてかなり落ちてて、日ごろの運動不足もモロに出てしまう山登りは二度とごめんだと普通なら2時間前後で登れる山も、半べそをかきながら3時間以上かかって頂上についた思い出が嫌というほどよみがえってきました。・・・・・・・・・・・まぁ文句をいっても仕方ない。とにかく、覚悟を決めて次の日は紫さんが来るという話しだったので、詳しい話はその時にと床につきました。
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