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英彦山(日向)神界開き ~光の道~二

つづき。

2013年元旦、お昼すぎに挨拶にいらっしゃった紫さん家族にご挨拶。ここ数年、一年に一回は逢ってるはずだけど子供たちの成長具合にはいつも驚かされる・・・・・・子供って本当にすごいですね、去年はどれがどの子か解からない子供たちもたった一年で個性が発揮されて顔つきも随分とはっきりしてきた。そういえば、ウチの甥っ子はいつ頃実家に戻ってくるんだろう・・・・・なんて漠然と考えながら、並べられたお節、お寿司、刺身に手を伸ばしつつ、

「よし。そろそろ神示をとろうか。」

と待ってましたとばかりに師は立ち上がる。まだ完全にご飯を食べてない紫さんに申し訳ないと思いつつも、私も気持ちを切り替え、さてここがまずは今年の正念場とばかりに三人で師の部屋へ。

さて洞水様ひとつ英彦山の乱れをおさめて下さらぬかの。この山また古くより迷われる御魂と、また修業される御魂の方々、御神霊様方から神々まで順を追うておさめられ、まあ洞水様導かれる御神もよう存じておられ通じておられる事。この山しずまればまたひとつこの世へと御神働きされる一つの道完成する。英彦山にもひとつの神界ありての事。ひらきて下さらぬか。八天

英彦山の神と申せば真に神々の世にも働きされし神様にも○り伝えとされる御神。正とうなる血をつけつぎながらと志なかばと、また思いものこされし神ありてこの御神に心通し下さりこの山にて立ち下されば整う事にある。八天

「やってくれ。」 といわれて断れる人はそういないんじゃないでしょうか。

この場合、いつもそうだけど私はあまり深く考えない。いや、多分性格的にあまり深く考えるのが嫌いで「やれと言われれば全力でやらせて頂きましょう。」 というのが私の主義の一つ。その後、あまりの自身の無知加減を嫌というほど味わったが、この時期の英彦山はすでに雪が20~30cmは積もり、ただでさえ九州では 『修験道者の修業の山』 として英彦山は有名でもあって、切り立った崖には鎖場、またロープはもちろんのこと普通の山登りとは違ってなんらオーバーでもなく、命がけでした(実際に昨年の年末には滑落事故で亡くなられた方もいらっしゃいました・・・・・)

「・・・・この季節に本当に登山は大丈夫なのか?」

最初に気づいてくれたのはやっぱり師でしたが、、、、、、なんせ良いも悪いも、もう私の中には行ける・行けない、危ない・危なくないよりも、紫さんの筆書きで教えて貰った供物をどうするかと、どういう手順で神祭を行うかしかその時は頭にありません。(神様が望まれていることならば、とにかく早く終わらせたい・・・・・・)春先より神職としての奉職予定先の面接も控え、また公私共に忙しくなる身を考えると神様には大変申し訳ないのですが、とにかく第一優先事項を一番最初に終わらせたい・・・・・・

用意しろと言われた供物と祭りの手順は以下の通りです。

・まずは嘉穂郡にある 『王塚古墳』 にて天ノ忍穂耳様をお迎えに上がる
・そのまま玉石にお迎えし、英彦山山頂にある「中岳(上宮)」へとお連れする
・祈った後、その玉石を英彦山に埋めてくる
・その前に、猿田彦神社に足を運び猿田彦大神様に旅の安全と滞りなく神祭が進むようにお願いしに行く

<指定のあった供物>

・古の王 (天ノ忍穂耳の命様)の首に飾る首飾り
・古墳で祈る時の供物 (山神様供養のためのおむすび30個・漬物・味噌汁・酒)
・古の王 (天ノ忍穂耳の命様)に捧げる供物(五色の豆・米・麦・その他、手に入る穀物・根のもの・果物・葉野菜・酒・水)

・英彦山の山神様供養供物 (山神様供養のためのおむすび30個・漬物・味噌汁・酒)
・英彦山の上宮で祈るための供物 (玉石・首飾り・根のもの・果物・葉野菜・酒一升・水)

はじめに誰に参加してもらい、どのように手配し供物を手分けして集めるのか。神祭はその時々でご縁のあった方々に蔭より日なたよりいつもご協力して下さっている方々数名に声を掛けお願いさせて頂くのですが、今回ばかりはさすがに私一人では心元なかった。

「今年より祭りが多くはじまる」

との言葉を先に読み、実は前の晩から神祭に備えて福岡周辺で祭りに協力して下さる方のお名前を30名ほど挙げさせて頂いていたので、人選はその時に頭に浮かんだ方から片っ端に連絡を取らせて頂くことにしました。

・・・・・・・が、あまり大勢で祭りを行っても数が多ければよいという訳ではございません。

私の中でパッと心に浮かんだのは5名。いつも公私共にお世話になっている女性のOさん。もうお子さん達も立派に独立され、この方が居てくれれば祈りは心強く、また欲しい供物は真心込めて何でも揃えてくださる方。信心篤く、明るく、時々の適当さが妙に私と合う方です。Y君、二児のパパで家族ぐるみでもう長年お付き合いして下さり7年前から知ってる気心知れた青年。実家は日蓮宗のご両親で良くも悪くも「宗教」というものを良く知り、バランスよく客観的に眺められる方です。 比較的ご縁の浅いAさん。私はこの方のまっすぐな心が好きでこの方も二児のパパさん。神事とはまったく関係ない前職場でのご縁があって不思議とすぐに思い浮かんだ方でした。そしてよくウチに遊びにきてくれるK君。彼は生真面目な若い青年で不器用なところがあり、なかなか全力で自分を表には発揮しにくい子ですがきっと真剣に心を通してくれるという確信がありました。そしてこの方も二児のママ、Yさん。残念ながらYさんは主婦のため、今回の神祭は都合上、一緒にいけなかったんですがもう彼女も付き合いはそこそこ長く、実のところ 「霊能だけならお前さんより上かも知れんな」 と師にいわしめた方。神仕えは人生に良くも悪くも影響してしまう為、そのことはまだ彼女には伝えておりません(苦笑)・・・・・・・・良いも悪いもとにかくわたし達は初心者の集団であり、また私も含めて「そうあり続けたい。」と考えています。いざとなったら、いつでもどこでもそれぞれが出来る範囲で力を貸してくれる。真心を神様に注いでくれる。私にとって、それほど心強いものはございません。

つづく。

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コメント:2

金シャチ 13-01-25 (金) 10:44

村雲様

お忙しい中での更新ありがとうございました。

年頭よりの大仕事、驚きました。

今年は神祭が多いとの事…
私にはどんな意味があって何の為にあるのか
計りしれませんが、この日本にとって必ず意味のある事でしょうね。

参加下さる方の安全と、神祭が滞りなく終えられる(適切な言葉が分かりません)を
お祈りいたします。

心に恥じない一年をめざします。
続きを楽しみにしております。

K 13-01-25 (金) 23:14

さっそく記事になっていますね!出発前は初めての事だらけで不安もありましたが、いずれにしても、真剣に祈る!自分の役目を果たす!ただそれだけを考えていました。次の記事も楽しみにしています。

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