- 2013-01-29 (火) 14:40
- 神祭
さて、祭り当日の本番にあわせて前の日には藤崎の猿田彦神社に道中の皆の安全と、神祭の無事の終了を願ってお酒一升をもっていく。その中で一番やっかいだったのは・・・・・・・風邪ですね。祭りで緊張したのか日ごろの不摂生が祟ったのか、祭り3日前でまさかの発熱、、、、、、、すべてわたしの責任ですが、これは辛い(汗)
前日の日には、「これを読んでおいた方が良い」 と師より 『英彦山の歴史』 的な本を取りに来いとの連絡があって・・・・・・・・・・この状態で前の日に本を読めと・・・・・?? 正直、腹立たしい気持ちも無きにしもあらずでしたが、せっかく某方から取り寄せてもらった本、むげに断るわけにも行かず、また師は神祭に関しては妥協を許しません。電話やメールは相変わらず鳴りっぱなし。みんなの供物準備も手配が大変でしたがわたしの分も用意しないといけない。一番の心配は、九州の人間なら名前だけでも慣れ親しんでいる英彦山ですが、さすがに古来より 「修験者の山」 と実績があるだけに1000m以上の山は見かけ以上に険しい・・・・・・・ということ。
祭りが決まって、出発の2日前になって別の祭りを担当してくれている神祭の仲間から心配のメール。
「昨年、滑落事故が起こって人が一人亡くなってるらしい。悪いことは言わないから雪山登山用のフル装備と、登山靴にはアイゼンが必要です。」
アイゼン・・・??愛染明王なら知ってますが、アイゼンって何だ・・・・??
わたしが事故や怪我をするのは仕方ないが、二つ返事で付き合ってくれる新しい仲間たちを巻きぞいには絶対にできない。急いで普段の友人たちに連絡しどこかアウトドアショップで「アイゼン」と呼ばれるものを扱っているところがないか電話を掛けまくり、運よくK君の家の近くで売ってることが判明、連絡して購入しててもらい、当日に持ってきてくれる手はずを整える。
Y君はY君で仕事の忙しい合間、登山ルートを調べたり車の手配を考えてくれたり念のために車のチェーンを購入しててくれたり・・・・・・・皆、各自で調べれば調べるほど英彦山のおそろしさにビビってしまい(雪のため当初は山の麓まで車でいけるかも定かではなかった)、それでも誰一人と弱音を吐かずに祭りのために前向きに全力を尽くしてくれたことは、わたしにとってはかけがえのない財産です本当に。
Aさんは実ははじめ、どうしても彼主催の重要な用事があって一度断られたんですが、「なんとなく気になるから・・・・」 と用事をキャンセルした旨の連絡をもらう。そう長い付き合いはなく、どこまで信じてくれるか解からない中ですごく嬉しかったですし、わたし自身も勇気づけられました。
供物で一番やっかいなのが 『勾玉の首飾り』 でした。
これは 「Oさんに任せておけば大丈夫。」 と確信してたのですが、思った以上のものを作ってきてくれて神様には失礼ですが、「あ~これを神社に置いていかないといけないのか、、、、なんか勿体無いなぁ~・・・・・・」 と思わずにはいられない素敵な首飾り、これならどんな大王も気に入っていただけるに違いありません。
そして、一番肝心なのは・・・・・・・登山コース。
中央に位置する「中岳」の山頂の上宮に行くには3つのルートがあり、南岳を通るルート・北岳を通るルート、そして奉幣殿から直接、まっすぐに中岳を目指す一般ルートがございました。
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