- 2009-05-21 (木) 21:40
- 神示
朝の10時半に待ち合わせて、紫さんと一緒に祈ってくれる仲間の方、3人で一路飯盛神社を目指す。前の日は神社への御挨拶の言葉を考えすぎまた緊張しすぎていた私は一睡も出来ず、いざの本番では頭がボーッとしてたのはここだけの話でもございます。
まずは飯盛神社の本社へ御挨拶を行い、今日の目的を伝える。
現在、ホームページで確認しますと飯盛神社の本社とは西側に「白虎」、東側に「玄武」を彫刻したすばらしい神社なのですね・・・・当日はそれを眺めみる余裕もなく、その足で 『中宮社』 へと向かいました。ここより山にある階段を登れば「中宮社跡地」というものがあり、そこの一本の苗木から五十猛の神が植林されたと言われているすばらしい所です。
まずはこちらで山神様が集われる場所を霊感で感じ取り、急ぎお酒・お水・買ってきた弁当・甘いものとお二人が作ってくれた真心のこもった握り飯を供えさせて頂き、日々のご修行を労わせて頂くと同時に、日々この社をお守り下さっている感謝の気持ちを伝えます。
その後、3人で祈りの声を合わせ五十猛の神様にお下り頂く儀を行う。
これは表現が難しいのですが祈りの中で神様がお下り頂いた感覚を得て、すかさず霊台の紫さんに筆をとって貰い再度確認の意味を含めて神様よりお言葉を頂きます。
あおき風に乗り参られし五十猛大神、清き玉と共に山降りられよう。国常立大神・妹神二神、力添えてくださったでの。 八大塩
はじめの第一歩で安心したのか、この神示の 「~・妹神二神、力添えて~」 の 「妹神二神」・・・・これを頭からすっぽり抜かしていたのは私にとって後々までに繋がる大きなミスの一つでした・・・・・・。
そうとは知らず山神様と社に上げた供物をかたずけ、意気揚々と私たちは次の神社へ向かいます。次もご指定のあったイタケル神社(現 妙見神社)です。こちらは人気も少なく神殿まで上がれそうだったので中まで上がらせて頂き祈りました。
はじめの社で無事にお降りくださっていたので私自身、比較的心は穏やかに和やかにそう長い時間祈らず・・・・神様がお下りになられた感覚があったので祈りを終え、再度確認のために筆をとってもらいました。
さてさて急ぎかけ入られたがの。ここにて今日の事終えたというてよいが、ひとつ天神の名にて言葉もろうてみんかの。 八大塩
「天神」とは私を導いて下さっている神。守神の中に「天ノ村雲の命」様がいらっしゃるのは以前、伺ったことはございますがこの「天神様」が何者様かは未だ正体不明の所です。神様のリクエストにお答えして私も筆を取らせて頂きます。
さてさて、三人そろうてよき祭りとの。ひとつ楽しみにしておくで。 天神
「よし。これで今日のお勤めは無事に終わった・・・・・・」
安堵のため息と一緒に今日の緊張から解放され、私は紫さんに尋ねました。
「どうだった?良かったら感想を教えてくれませんか?」
「・・・・・それが・・・・・五十猛様は確かに傍で見守って下さっているけど・・・・・この玉石に降られているのは、、、、、”天ノ村雲の命様”みたいよ・・・・・。」
あまりの突然の出来事で一瞬、頭が混乱してしまいました。
この二社の神社でのお迎えは確かに神々様の指定があったはず。それには「五十猛様をお迎えに上がりなさい」というお言葉と共にお迎えする言葉も五十猛様をお待ちしているとの言挙げだったはずですが・・・・・・「天ノ村雲の命様」は確かに同じ一族の方ではございますが父神様は「天ノ香語山様」、その祖父にあたられる方は「ニギハヤヒ様」。この場合は五十猛様の人間で言えば、『甥っ子』 にあたる神様です。
そして以前より気になった、五十猛様のご本名を名乗られている神、「天ノ村雲命様」がここに来て突然登場される・・・・・
考えられる理由があるとすれば、私たちの祈りが悪かったのか、それともどこか心が欠けていてどこか大切な何かを見過ごしてきたのか・・・・・ここから先は三人では判断できず、より詳しい神示を紫さんに依頼し家に帰って師に相談する結果となったのでした。
以下、紫さんより頂きました神示です。
質問:昨日お迎えした玉石の中の神についてお教えください
さてこれはニギハヤヒ様の血をひく天村雲様にある。 八大塩
質問:なぜ五十猛様でなくニギハヤヒ様系統の天ノ村雲様が入られたのですか
八大塩之神もいろいろと人の心引くように気を回しておられるが、このたび祭りを中心に立ち進める三人の和、古の神々の三つの和とつながっておる。 八大塩
なるほど、神々様のお計らいだとは思うんですが祭りを進めるにあたっては返って自分自身、どうしてよいのか本当に答えのない迷路に迷い込みはじめた感覚でした・・・・・本祭が近づいているにも関わらず・・・・・・・内容が人間的に理解できなければ祭りどころの騒ぎではございません。
質問:「アメノムラクモノツルギ」についてお教えください
アメノムラクモノツルギと申すは、スサノオ様より生まれし剣という意味での。その剣は五十猛様を指すで。 八大塩
質問:当時起こった出来事はいまでいうどのあたりで起こった話ですか
さて筑紫国と大和国との間で起こった事を、この祭りのため筑紫にと凝縮して神々の祭り進めておる。 八大塩
質問:五十猛様と妹神様二神は何故、一緒に祀られている事が多いのですか
さての、妹神二神(オオヤツヒメ・ツマツヒメ様のこと)様らと共に三神そろいて働かれる事多く古文の中にも残っておるが、後の人々この木種まくことよりはじまり 国豊かに 自然を守りくださった事への感謝をこめて、三神を一緒に祀りはじめたのが事のおこりというておくかの。 八大塩
質問:五十猛様の御本心をお教えください
五十猛様願われるはの、その後の一族の神々の天に昇られる事にありてご自分だけさらに高きへ昇るという心は毛頭あられんでの。 八大塩
質問:祭りのヒントをください
私より申しましょうか。まず一つに親子の絆、そして二つに御夫婦の和、三つに五十猛様御自身のことと三つの意味ありましょう。 下照
質問:この「御夫婦」とは五十猛様と妻様のことですか
五十猛様の妻様、丹生都(にふつ)姫様。すでに天に昇られた事にもある(この夫婦のことではないという意味)。 八大塩
ここまでのヒントを頂き、師の家へ電話しました。
「すみません・・・・力を貸して下さい。はじめは五十猛様だけの祭りだと思いきや、そこから妹神様、その夫で甥に当たる天ノ香語山様。またその息子様の天ノ村雲様まで登場して貰い・・・・・もう訳がわからなくなってきました。どうしたらいいんでしょう・・・・・・」
師は笑ってこう答えられました。
「何故、そういう時こそ自分の神様に聞かないんだ?」と。
<神々様の系図>
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コメント:2
- 吉祥 09-05-22 (金) 2:55
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毎回ワクワクで読ませていただいています。
吉野の丹生川上神社(下社)に参拝したときに神主さんが
「ここの神さまはおかみさんなの。
みんな山の神って言うでしょう?
あれはここの神さまのことなの。
女の人はおかみさんになるでしょう?」…と教えてくださいました。
ご祭神は丹生都姫命…五十猛さんの奥さまだったんですね。
丹生都姫といえば水銀の産地と深い関わりがあると云われています。
また澄んだ水のイメージが強い女神さまです。
五十猛さんも水と関わりがあるのでしょうか?また高倉下の神さまといえば大好きな神倉神社のご祭神です。
やっぱり日本の神さまっておもしろいです!!
系図を見ているだけでどきどきワクワクなのでした。
続き楽しみにしています。
- サマンサ 09-05-22 (金) 10:43
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「神祭」の様子が目に浮かぶようです。
手に汗握って(?)読んでます。
続きが楽しみです。
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