- 2009-05-22 (金) 17:24
- 神祭
<神々様の系図>
「何故、そういう時こそ自分の神様に聞かないんだ?」
今となれば陰より力を貸してくれていた師の親心とわかるんですが当時の私は違いました。
ようやく自分の本来の目的ある人生を歩き出した感覚の中、気合と誠意とそれを上回る不安と緊張で全力でぶつかった最初の神々様のお出迎えでさっそく壁に当たった焦りと苛立ちと情けなさ・・・・・・
師にそう言われ我に返り、まずは心を鎮めて筆をとります。
質問:さっそく壁に当たりました。この先どうしたらいいのでしょう
祭りの座。それぞれの神にそれぞれの想いありまして、まずは時が少なかった事は仕方もなきことですがあまたの神々の言葉をたずねあげ、その真意を深くたずねる事より祭りの準備としていく事。次より大切なことでもございますが、本来、一歩ずつの歩みもここまでフタをあけてしまえばこれもまた仕方なき事。まずは高倉下天ノ香語山様に心より祈りあげお下り頂き、祭り前に祭主あらためて姫神様へと事の祭りの運びをごあいさつ申し上げ、ここで揃うた神々、高倉下様・天ノ村雲の命様、また妻であり母であられますカムナオヒ(大屋津姫)様の魂とともに座を設け、また同時に祭りの主であられます五十猛の大神様この宴とあわせくださいませば、なお一層のよき祭りともなりましょう。 びざい天
質問:高倉下様のことをあまり存じ上げません。教えてください。
この神、戦の前に立つと申されるより、多くの武功もございましたがその戦で得た人やものを管理される、いえばこの神も全国を忙しく走りまわられた神で息子であります天ノムラクモの神とは戦場にてその心や身、共にされても妻神様とは互いに遠くの空をみあげる仲にありまして、口に出さずも息子のムラクモの神も母慕う想いも強くありましょうし。
その辺りようあなたの心に写しとり神々心安まるひと時を作りだすあなたの覚悟ひとつあれば良き事かと思いますが。 びざい天
お願いしていた紫さんより連絡を貰い、電話で神示の内容を伺います。
質問:天香語山(高倉下)様についてお教えください
戦に疲れじっと座り込む姿、印象的での。御子の村雲様はその姿が目に焼きついて離れぬとかんじておられるが。天香語山様はの、戦に明け暮れる世の中においても、心の中に温かみを失われる事なく御自身の内につねに葛藤をもって生きられた方。五十猛様に御心よう似ておられるが。 八大塩
質問:大屋津姫様の御本心をお教えください
さてオオヤツヒメ様の想い、それはただ尊敬する兄神五十猛様がさらに高き神界天上界へと昇られる事。しかし御心深き五十猛様は一族を想い、決して己の事想わぬ神。この交錯する心理解すればよいかの。 八大塩
質問:妹神、都麻津姫(ツマツヒメ・オオナホヒ)様が気になりますがお心残りはありませんか
ツマツヒメ様の事申せばの、まあ今でいう巫女というか神々祀る社整えたりして、一生真っすぐに通された神にあり心配はいらんでの。 八大塩
たくさんの神示を並べて組み合わせた時、ここより大まかな流れが解りました。
はじめは五十猛様をお迎えし、ヤマトタケル様の功績となっていたものを改めて再認識し五十猛様を讃える祭りを行おうと決心していたことですが五十猛様は御自身のことより妹神二神様のことが気がかりだという事。
また妹神二神の内、姉神にあたる大屋津姫様は夫の天ノ香語山様や息子の天ノ村雲様の事が気になり更には妹神様の都麻津姫様はそんな姉神様を心配されているとの事。また天ノ村雲様は五十猛様のご本名を尊敬とあこがれを持って付けられた送り名だったという事。
「なんとも人間臭い関係だ」 と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、神々様とは遠い昔に私たち人間と同じように生活された経験を持たれまた、今の私たちの生活や大げさに言えばこの国、日ノ本を全身全霊で未来の私たちの為に残して下さった方々です。上を見上げれば、宇宙からその先の宇宙のはじまりまで多くの「神」と呼ばれる存在の方はいらっしゃるのでしょうが残念ながらそれ以上の考えは私の範疇をこえ存じ上げぬことでもあり、また人間である私には知る必要もないことだと思っています。
私たちが神祭をさせて頂いている神々様は人間の経験を過去にお持ちだからこそ、より人間の心を理解してくださりまた温かみのある方々だと私はそう考えています。
反面、親や甥は存在していても人間的な経験に不足している私はそこまでの神々様の想いを考え、汲み取ることが出来なかったのが今回の祭りの盲点でもございました。
一神様の祭りかと思いきや、フタを空ければ五神一族様の神祭り・・・・・・
再度、覚悟を決めなおし私たちは次の指定された社へと足を運びます。
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コメント:2
- すいれん 09-05-22 (金) 22:13
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管理人さん
つづき、お願いします。
「24」並に気になりますっ(>_ - 吉祥 09-05-22 (金) 23:27
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それぞれの神さまが皆さん身内のことを気にされているのがいいなぁ…と思いました。
高倉下の神さまは神武東遷のとき布津の太刀を神武帝に献上し率先して神武軍を大和の国に案内したと聞きます。
もともと熊野の在来の勢力だった可能性をある歴史学者が記していました。
塩の大神が「戦に疲れじっと座り込む姿、印象的での。」のお言葉とゴトビキ岩が天を仰いでじっと座っている姿が重なってちょっぴり切なくなりました。
五十猛さまのこともいろいろ調べてみようと思います。
続きを楽しみにしております。
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