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五十猛様一族の神祭 七  濁流の中の一筋

  • 2009-05-25 (月) 15:35
  • 神祭

つづき。

どう言い訳してもすべては祭主の責任です。

しかしありがたい事に、指定の社でお待ちくださっておりました大屋津姫様も私たちの参拝した社へと「慌てて」来てくださり、妹神様のお力で「しぶしぶ」お降りになって頂いたそうです・・・・・・。

大屋津姫様、ツマツ姫様はじめそちらの稲荷神社に祀られていた 「伏見稲荷の大神様」「宇迦ノ御魂の大神様」 にも大変なご迷惑をおかけする事になり、その翌日は紫さんお1人で本来、指定のあった社へとお詫びに行って頂いたそうです。

質問:この祭りの意味について改めてお教えください

さて妹神はじめ一族の皆々を五十猛様の御心、兄神また夫や子を想う姫神の心、理解出来るかの。これは美しき物語の中の事ではない。これをそのまま人間の世に置き換えてみるが良い。親を殺し子を殺し人を傷つけ裏切る心。この一族の中には一点もないがの。この思いやりと申すか、身内よりはじまり一族へとそしてまた他の人々までも広がるこの愛の連鎖。それを身をもって伝おうとする五十猛様の思いをくみとり学ばねば祭りしても何の意味もなき事。神々は決して自らの心、なぐさめてほしい訳ではない。学べというておられる事じゃよ。 八大塩

質問:妹神ツマツ姫様へ直接、お言葉下さい

私はいつも少しうしろの方から見ておりますが、これも私の役どころと心得、必要とあればいつでも前へ出る覚悟だけは心に秘めておりまして何も思われずとも私に要る物などございませんし、皆様の心温かく想うて下さればそれが何よりでございます。さて皆様が迎えにときてくださいました神々、今静かに座し音もなく時を待たれておられます。五十猛様そのまわりに守りとつく様にじっと見守られ、私も安心いたしておりますが、すべて約束果たし下さいまして私の兄神への心にかかる事も消えました事。私は兄神の天村雲という名をとても好いておりましてこの名の消された事、気にしておりましたが。 ツマツヒメ

質問:どのような心で祭りにいどめばよろしいですか

自分に親があり子があるように他人にも親があり子があり家族一族ありと、己の一族想うのと同じ心で他人を想える心を持って欲しいと願われるがこの五十猛様御一族にあられよう。求める愛ではなく与える愛、見返りなど求めずただただ、大切に想う心で神々祈れば心は通じる。神々も人を自らの子と思い大切に想うてくださっておる事じゃよ。 八大塩

さて振り返ればこの今の世のあり方、その心を見た時にの。少しいにしえの人々の考えを思い浮かべるのも良き事かの。当たり前を当たり前と行い、そこに尊敬も敬いもまた誇りも持たれた方々多かったはずじゃよ。慌て走りたこの数日の心、祭主の心はどうであったろうか。いつも心に一つしか見ず、一つ見れば他を忘れ、人を見れば神を忘れ、神を見れば人を忘れとの。これはの、日々の己の心、どうこうと今申しておる訳ではのうての。これも当たり前の心、心底にあればと言うてもまだ今は難しかろうがわしより申せば人が人であればいわずとも自然に心に浮かぶ事でそう難しい話でもない訳じゃがまずは何事も心で当たらぬとまた分からぬことも多いじゃろうし。一つ腹くくりてやり抜くことじゃよ。 天神

気づけばこの国の人の心も枯れ果て、またこの国自身も枯れはじめの時でございましょう。そこにたった一匹の羽虫が真剣に世を送る中、では時には神々の名を語りその名を使う人間という生き物は何をもってこの世に挑まれることでしょうか。また今のあなたに何が出来ましょうか。出来ることはその一瞬一瞬に心尽くすこと。そう多くは望んでおりませんが過ぎた事を悔やむより、反省なき者とはその心だけで終わるもの。また本気で反省、心改めることとはその分だけ本気でことに当たらねばなりません。わたくし静かに後ろ背より見守りあること、忘れずに恐れずに前に進みなさい。 下照びざい天

神祭り、本祭の日が刻々と近づいてきました。

つづく。

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コメント:1

シルク 09-05-26 (火) 9:41

おはようございます。知識がとぼしくわからない部分も多々あるのですが、なぜか涙がでます。
神々さまの御心に少しでも添えるように一瞬一瞬を、今を、まわりを、大事に生きていきたいです。
ありがとうございます。。。

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