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五柱の神の祭り 壱 -神祭のはじまりー

  • 2014-08-17 (日) 20:14
  • 神祭

「この国をあらため練り固めよ」

2014年7月12日、わたしは出産以来二度目の子供の顔をみるため、福岡と佐賀の県境にある山道を車でひた走り丁度、三瀬峠の中に入って自然を眺めつつ車を走らせていた時でした。

思い起こせば昨年の祭りを終え、

「神様、たしかにやるべき役割は多いのでしょうが今の自分は仕事も定まっていなければ家庭もなく、ましてや子もいない。そんな状態の中、大変申し訳ないのですがまだ自分のすべてをぶつける祭りは不可能です・・・・」

・・・と師の前で啖呵をきってしまい、、、、、その言葉が頭をよぎります。驚き半分と、まさかこんな時に?とのとまどい半分・・・・あれから驚くようなスピード結婚に、赤子まで授かりまして・・・神様の采配とはなんと正確なことかと驚きを隠せませんでした。正直いって、「・・・え?まだ赤ちゃんの顔、出産時で一度しかみてないんだけど。」その思いもなきにしもあらず。神様って、「正確」・・・というより薄情なところが多いというか何というか・・・・・・いえ、約束したのはわたしの方からなので、これっぽっちも非難も異論もございません。約束は約束です。

急いで車を安全な場所へ停め、持っていたノートに神様の声を走らせる。

さての、神と人の祭り、昨年にあたっては伊勢の社と出雲の社、揃うてこの日の本の基、あらため固めなおせとは天の采配あってのことでの。まぁわしらも力貸しあわただしくも走りた年にはあるが、神元も衣替えてさて次は皇族とつながる者と、これも出雲の社のいずれの宮司、ここに盃かさねてのちの結びとはなるが、これも一つの流れの中での。洞水、ようやく腰をあげまずやって貰いたいこと、神世と人の、より神に近き仕えし者らと重なりおうて、次は世にすむぬしら人間の出番でもあろう。心のうち、人の心の中にありしそれぞれこの国のため想う気持ち、もう一度思い起こして練り、つくり固めよとはわしらの願いでもある。広さとしては狭くとも、山あって川あって緑あり、そこに四季を生む花々や風の香り、祀りし神は国元の代表 大山積見の神、この神の中に水の神そそいで泥とし、塩の神混ぜあわせてもう一度、かたき土と固められよう。

そこにの、未来の光、可能性あらわす五十猛殿の種をいれ、そこに天の益人、いえばぬしらの代表の大国主の神がよう練りあわせ一つの団子をつくられる。五神五柱の神、集いし祭り、まずははじまりとして己らの心、かため直す祀りといたせよ 天神

約一年と半年ぶりの神祭のはじまりでした。

急ぎそのまま、車の中から師に連絡していただいた言葉を読み上げます。

「おぉ、丁度良いタイミングでお前さんに神様がくだった。これは真剣になさねばなるまいね(笑)いつ来れるか?」

「・・・す、すみません・・・・・今は生まれたてのわが子の顔みたさに嫁の実家に向かっておりますので、、、、、改めて必ず伺います。」

「うんうん、そうだ。そっちが先だ。よし、しっかり嫁さんと子供をかわいがってやりなさい。」

「あ、、、、はい。あ、ありがとうございます・・・・・」

もうわたしは独身じゃないんだなぁ~と今までの自由が嘘のような思いと、また背中にかかる「夫として父として」の責任がどこか心地よく、こそばゆくもあり・・・・そんな中でも、病院に着く間に考えていたのは出産以来の嫁や赤ちゃんに逢えるよろこびと、神祭がはじまったという複雑な興奮の中、、、、、いつの間にか頭に描いていたのは、どなたに声をかけ、どんな祭りになるんだろうかという想像でした。

まずは前回の祭りでお世話になったOさん。そしてAさん。Y君とK君、この4名。

Oさんは必ず祭りに参加してくださるものとして勝手に考えていたので、なぜか連絡は後回し。まずはY君に連絡すると快く返事をいただく。次にK君、この子は前回の祭りがおわった後、「きっと良い道がひらけるに違いない!」なんて冗談ではなしていたんですが、ついに30歳を越え、一念発起して看護師の資格取得をめざして学生に戻られ今は神祭どころじゃないのは確か。あてにしていたAさん、今回は出席以来の電話の時に、

「Aさんの純粋な祈りが必要なんです。参加をお願いいたします!」
「・・・そうですか、ありがとうございます。でも休みをつぶすのでカミさんに相談もしないといけないし、どうしても自分が必要な時はかならず連絡ください。」

(・・・どうしても自分が必要な時・・・・・・・・)

なぜかしらわたしの中でひっかかる言葉でした。これは決してAさんが悪いわけではなく、K君をはじめ他の人たちにも同じことがいえますが、人間生きている限りはかならずそこにその時の”事情”というものがございます。前回お願いした時は二つ返事で、「自分でよければお手伝いをします。」といってくれていただけに、ぬぐってもぬぐっても、ぬぐえない違和感がわたしの頭に残ってしまう、、、、、結局、何度か連絡しかけたのですがAさんは今回、不参加とさせていただくことにしました。

神祭は神社参拝からはじまります。

「神様だから移動は自由じゃない?必要な祭りならなんで呼んだら来てくれないの??」

そう考えていた時もわたしにもございました。が、誰のための神祭かといえば、それは結局神様のためではない、めぐり巡って今この大地で日本という国で生きている・生活させてもらっているわたし達のためなんだ。そう考えれば、やはり心を尽くして先にこちらの方からご挨拶にいくのが筋ではないかとわたし達は考えます。

まずはそのご挨拶にいく神社から。

無事に嫁と赤子の顔をみ、安心したのもつかの間、二泊した帰りにその足で師の元へ行きます。

つづく。

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コメント:2

金シャチ 14-08-17 (日) 22:10

こんばんは

少し前のブログ記事で『御塩』の使い方について書いておられましたので、きっと
こちらだろうと思いたまに覗いておりました。

驚きのスピード婚と、瞬く間の赤ちゃんの誕生!
これが神様の采配とは!!!何と手早く完璧なシナリオにもビックリ

出雲大社の宮司さんと皇族の方の結婚もありましたネー
これも、神様の 御仕組みと云う事ですね・・・

今回の神祭、今この国で生活させて頂いている私達に深く係る事の様で・・・
(今までの神祭とは少し違う感じがします。文章も言葉もチョット今迄の神筆とは違う様に感じます、まるで別の方が書かれた様な印象を受けました。)

続きを楽しみにしております。

日次月次 14-08-24 (日) 8:43

村雲さんの降参宣言の中の障害をみごとに取っ払ってくださったんですね。
神様恐るべし。

そして、神筆は運転中でもお構いなしなんですね。
ドライブモードにもならないし大変ですね。

続きが楽しみです。

って他人事じゃないですね。
自分も頑張ります!!

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