それから数日、、、、、否、本祭の日までは惨めなものでした。
本来ならば、ここから怒涛のごとく筆をとり、祭りの進行から必要なもの。また、どこか忘れている心がないかの確認をなるべく多くの神様からご意見をうかがって調節しなければいけない時期なのですが・・・・・相談者の方相手に筆は自由に走らせることができても、いざ一番大切な神祭の筆となると、どうしても筆が走らない。
筆が走らないどころか、筆を握りたくもない・・・・・・・。
仕方ないので、あまり触れたくもない師よりの筆書きや祭りのはじめに頂いた筆書きを何度も読み返す日々。
一点だけ、どうしても気になっていたのが、英彦山に祀られる天ノ忍穂耳様なんですが配神(主祭神と一緒に祀られている神々様)であります、イザナギ様・イザナミ様のことです。天ノ忍穂耳様はしっかり祀らせていただくとして、この二柱の神様はそのままでいいのか?どう扱えば良いのか?・・・・・・ここが納得できないと祭りができない。。。。
「なんで自分以外の霊台を作っておかなかったんだ・・・・・」
・・・・・悔やんでも仕方ありません。結局、再度師の元へ。
「どうなんだ、祭りの進行状況は?」
「・・・すみません、あれからさっぱりです。・・・・・・いや、”やり遂げる” ことに迷いはありませんが。」
「なんだ、何に引っかかっているんだ?」
「それがですね、、、、配神であられるイザナギ様とイザナギ様、このままほおっておいて良いものかと。何か智恵を拝借できればと・・・・・・」
黙ったまま、師が筆を走らせてくれます。
神示 師
さて一つに言葉は失礼になるが現実人の世で現人神と尊ばれ、言葉は表面から消えたが誰一人その順位もたぬ者が何兆円の金、日本の領土と人々を動かす権力あるものがいても、さて己は今の天皇様 次の皇太子ゴミ箱に捨て天皇になると本気でいうものがあろうか。まぁ戦後、数年は遠い南朝北朝の時代までさかのぼって自分こそ天皇の地位につくべき存在であると名乗りあげた人々もあるが、これが一つ。
次にそれなら天皇様いかなる霊力神力、すべての権力もたれているかと申せば、ただ読み上げられはしてもそれはすべて国民の声のかわりと心つくされても、それ以外権力とかなにもない象徴とかいう幻の言葉以外になにもない。しかし、天皇陛下この地福岡でもこられるとなったら、そこは50万ぐらいの人々は動き警備も宿も、すべて一分の隙もない空間をつくり万全を期し心からお迎えをする。
天ノ忍穂耳様にして天皇家の大元の天照大神の御子として生まれられ、しかし高天原に事情あって踏みとどまられ御子のニニギの命を地上に下されて葦原の中津国を治めよといわれたことにある。
まぁ一言でいって神は神としてそこに座してくだされば、そこを中心としてすべてがまわりだす。台風にも目があって、鳴門の渦潮にもその時の中心がある。中心に座してもらえば、それで十分と思うがの。 高祖
「ありがとうございます!とにかくまずは深く考えず、中心に座してもらえばいいんですね?」
「あとは自分で考えなさい。」
「はい、ありがとうございます!まずは中心に座ってもらいます!」
これだけが取り柄なのですが、やるとなったら話は早い(笑)
予め、Y君の予定だけは聞いていたので今回は「良い祭りにしよう!」よりも、「徹底して間違いのない祭りにしよう!」に切り替え、”間違いのない祭り” とは、
『天ノ忍穂耳様が英彦山から糸島の彦神社に鎮めてくれ』
と仰られるのならまずはこれだけを先に終わらせよう。・・・・深く考えずに、”これだけ”に集中すること。
祭りの日は 『5月6日』 に決定。
「行ってくれ」と言われて、そのまま行けばあくまでも天皇家に連なる神様、そこは申し訳もなく出来る限りウチでお迎えとお送りする祭りをさせてもらおうと、まずは急ぎ集まってくれそうなメンバーに連絡する。
今ではとても頼りになるY君は決定。
2年前に力を貸してくれたAさんは仕事。
同じくK君はこの祭りのきっかけを作ってくれた子でしたが、今は看護学校で手が離せない。
同じくOさんは二つ返事で来てくださるという。
前回の祭りで力を貸してくれたTさん。
同じく昔からお世話になっているKさん。
各自の供物を手配して、私は嫁に家を使わせてくれと実家に帰す。
Oさんには「天皇陛下が座れる椅子を作ってきてください!」といつも以上の、訳のわからないお願いを「はいよ!」と聞いてくださり、さっそく手作りで玉石が座れる椅子を作ってきてくださることに。
人数はわたしを含めて5人と少なかったのですが、これで体裁が整えられます。
- 次の記事: 日の子の祭り ー本祭の日 言挙げー 4
- 前の記事: 日の子の祭り ー蹉跌ー 2
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバックURL
- http://kamifude.com/2015/05/26/post_82.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 日の子の祭り ー走らない筆ー 3 from 神筆 ~筑紫国神示~