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日の子の祭り ー本祭の日 言挙げー 4

  • 2015-05-26 (火) 21:39
  • 神祭

つづき。

祭主の素人である私を含め、皆、素人の集団。

ですが、前回の祭り、またその前の祭りからの慣れもあってか、皆、天津祝詞もどうにかこうにか紙を読まずに奏上できるぐらいにはなりましたし、供物も 「お願いします!」 といえば皆、それぞれが根のもの山のもの、海のもの、草葉のものと持ってきてくださる・・・・・・本当にダメ祭主なのに、皆さんの力があってからこそです(泣)

「これで椅子は大丈夫ですか?」

とTさんから写真が送られてきました。

・・・・・もう最高です。

わざわざ、本物の天皇陛下が座る椅子をネットで捜し、それを玉石が座れるように限りなく近いレプリカを作ってくれました。GWを利用してのたった数日で・・・・・・素晴らしい、、、、、

その間に私は嫁と子どもが実家に戻って寂しくなった家に一人、最後の仕上げにかかる。

嫁もこの流れに慣れてくれたのか、ありがたいことに大方家の片づけは終わってて、師からいただいた筆書きを元に 『言挙げ』 の作成。また祭りが終わって、そこからその足で日子神社までのルートの確認。

言挙げ

今より天照大神様の第一子であります、また天孫降臨をされたニニギの大神様のお父上神様であられます、天之忍穂耳様、記紀では正勝吾勝勝速日天忍穂耳命の大神様の祭りを執り行わせていただきます。

思い起こせば今より約二年前になります2013年の2月、雪がつもり降りしきる険しい環境の中、数名の仲間と共に福岡県と大分県にまたがります、九州の霊山では有名な英彦山に登らせていただきまして、奉幣殿、また頂上にございます上宮へとご挨拶に伺わせていただきまして天之忍穂耳様のお祭りをさせていただきましたことにございます。

 あれより二年と二ヵ月の月日が瞬く間にすぎ、4月下旬のことではございますが塩のおおおじの大神様、天神の大神様よりお言葉いただきまして、この度はは天之忍穂耳の大神様を、糸島の彦山へとお連れするようご神命をいただきました。

思い起こせばあれから二年、わたしくごとではございますが神々様のおかげで平和に家庭がもて、ありがたいことに子に恵まれまして、今は家を守るため、またわたくしも四十を前にして考えることも多くあり、自分自身の人生を丁寧に歩ませていただいております。

弟子入りしてからお世話になっておりますK様、前回のお祭りより力を貸してもらっておりますY、O、Tをはじめ、総勢五名のものではございますが、それぞれの道と戦いながら、問題と戦いながら、それでも五体満足にすごさせていただいております。

あの時参加してくださいましたA氏は今もかわらず仕事に励み、K氏は看護師を目指して学校に入り今も勤勉に励んでおります。今年の二月に丁度、あの時のお礼参りをさせていただこうとの話がありましたが、迂闊にもわたくしは得たものに溺れ、私生活を優先させ、お礼参りのお誘いを次に次にと延ばしておりました最中、どうしても気になり一人英彦山へと足を運ばせていただき、祈らせていただいた事がこの度の祭りのはじまりの合図となりました。

 神々様には大変申し訳なく、日常を走り回り生きる術を考えながら生き抜いているわたしたち、これはこれで決して悪いとは思っておりません。ですが、人の勤めだとはいえ、己の役割を果たしつつ未来を考え、また家族の将来を考え、どれだけ忙しく走り回らせていただきましても、その心の中心にある自分自身、その基をどう持ち、どう世の中にたいして発揮していくのか・・・いつも気がつけば見直す時間もなく、真の意味での感謝も忘れてしまいます。

神様を信じ愛しているということ。また視えないものに感謝しているという想い。そして人が大事、家族が大切ということ。これは今を生きている人間である以上決して覆らない事実です。

しかし、慌ただしい毎日の中で忙しいことにかこつけて、その言葉だけに甘え、寄りかかっているだけのわたしどもがあるのもまた確かな事実です。たかが100年にも満たない人生の中で、何を心の中心と持ち生きていくのか・・・・常に何を中心にすえ、なにを求めている自分であるのか、なにを他に与えられる自分であるのか、なにを残していける自分たちであるのか・・・・。都合が良い時だけ言葉に甘え、慌ただしく何かを追うだけで人生を終えたくないと、わたしは本気でそう感じております。

また実行するにはいくら神々様に世や生活を守っていただいても、体が動き生きている間だけ、やるのは今という時をおいて他にないと考え、そうある人生を送らせていただきますこと、わたくしたちは今日の日にお誓い申し上げます。

愚見が長くなってしまいましたが、天皇家の氏神であられます天照皇大御神様の第一子として、そして天孫降臨されました(あめのにぎしく ににぎし あまつひこひこ ほの ににぎ の大神様のお父上神様として正統な系列の一柱の神、天之忍穂耳の大神様。どうぞ今よりお連れいたします糸島の日子神社へとあらためてお鎮まりください。

記紀では、この葦原中国 を治めよと天照様にいわれた時に息子神であるニニギ様が適任であるとご辞退されたと書かれております。そこには、わたしくどもの心や頭では計り知れない想いや出来事があったとは推測できますが、世の中はすべて一つのものを中心としております。中心があってこそ、そこにあるだけで、存在しているだけで回っていくものが世の中にはたくさんあるとだけ、思うところがあります。すべてのものには中心がある、これが森羅万象の真実だと感じております。

英彦の字とは元をただせば、昇る日の子どもと書いての日子。新しいものが生まれ、はじまり、そして育っていくという意味合いのある言葉です。

 現在、福岡県にある糸島半島はまれにみる開拓と発展の途中にございます。どうぞこの糸島の日子神社に分け御魂、お鎮まりくださいまして、そこを中心としてまた偉大なるご神力を発揮していただき、これから何十年、何百年先かはわかりませんが地震や地震による津波、山の噴火などの災害の抑止、そして外国とは一番近い場所でございますので、国際的な非常時の際にはどうぞこの緑豊かな日の本の国をお守りくださいますよう、心からお祈り申し上げます。

わたくしどもも、たった数名の人数、日々に迷い、考え、生活を営んでいる人間ではございますが、これよりも必死に生活し、また同時に何を心の中心として保持していくのかをよく考え、決して神々様のご苦労を忘れず生活させていただければと思います。

長くなりましたが本日の まさかつ あかつ かちはやひ あめのおしほみみ様のお祭り、日の子の祭りとして言挙げを終わらせていただきます。

平成二十七年 五月 六日     斎主 洞水 以下 四名

つづき。

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コメント:3

金シャチ 15-05-26 (火) 23:51

こんばんは

うぅーーーん厳しい!

緑の風 15-05-28 (木) 20:26

管理人様

神祭を執り行わられたのですね。
お疲れ様でした。

続き…を早く読みたいです。

ゲスト 15-06-07 (日) 20:23

つづき楽しみにしてます!

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