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西の岩戸神祭⑬

  • 2018-07-13 (金) 22:24
  • 神祭

つづく。

雨脚は強さを増すばかり、、、、、

山の物、海の物、根の物、果物。山のように盛り上げて盛りに盛った紙皿も、雨に打たれて今にもお供え物が転げ落ちそうな雰囲気の中。

「これじゃあ祈っている間もずぶ濡れです!少し下がってなるべく皆さん、木の下に入って祈りましょう!!」

あぁ、これが神様と自分たちの距離かと、少し反省しながら。

しかし、”天の気”である”天気”を恨む気持ちもございません。

「とにかく少しでも良い祭りにしないとっ!」

そして、

「健康あってのモノ種。皆に風邪ひかせる訳にはいかない、、、、、」

雨で半分水浸しになったリュックサックから、これだけは忘れてはいけないと印刷してもってきた『西の岩戸 言挙げ』をこれも半分濡れている状態を丁寧に広げて、雨音に負けてたまるかと、大きな声で奏上。

本日は○○○○○○○之大神様の後を継ぎます、○○○○○○○大神様の命によりまして、洞水・Y・A・O、四名が八大龍王社にて道を祓い清めて頂き、古の神々の大国がございました怡土の國は小富士と呼ばれる山の頂にてそれぞれ神々より頂いたものを受けとり、ここ西の岩戸にて、ささやかではございますがこれからの日本国の為にお祀りをさせて頂きます。

平成から新しい年号へとかわろうとしている中で、大国は意地の張り合い・戦争ごっこをはじめすでに日本は巻きこまれている最中、頭上にはいつ落ちて何十万、何百万の人間が死んでもおかしくないミサイルが飛び交い、地震や豪雨をはじめ各地で天災や災害が起き、新しい病名がつく病が次々と生まれ、親が子を殺し子が親を殺し、社会的倫理は失われ、人々は己の欲を満たすためだけにいろんな言い訳の元、幼い頃からの道徳心を守れず、年老いた人間が増え、新しく生まれる命は少なく、この日の本の現状は衰退の一途をたどっています。

政を行う者と従う者に信頼関係はなく、遠くをみても近くをみても足の引っ張り合いの毎日に呆れもきますが、それでも私たちはささやかな幸せを感じながら、こうして喰う飯にも困らず、着る服・寝る場所にもありがたい事に不足せず、日々を送らせて頂いております。

そんな毎日の中、わたくしどももそれぞれの神様への想いや形は違っても心のどこかで神様、視えない存在への感謝や畏敬の念は忘れることなく、日々、社会に、自分自身の人生に揉まれながら真剣に生きてはいますが、この今の日の本の現状をみながらやれる事とすればほんの些細なことしか出来ない身分の者たちです。が、それぞれが親を持つ身として、またそれぞれが子を持つ身として、このまま憂いの中だけで指をくわえて日々を送ることは到底、できかねません。

本当にひとりひとりは微力な上、人間としての煩悩も多く失敗や回り道も多く、神々様のお役に立てるとは到底思っておりませんし、わたくしどもの祈りで日本が変わるなどと、のぼせた考えは持ちあわせておりません。

しかしながら、ここは怡土の大国に備えられた西の岩戸、古来よりあまたの界と繋がっておりましてわたくしどもの先人であられます古来人、また私たちの師にいたるまでこの岩戸を守り抜き、この岩戸を通して祈り通し、その祈りは三千世界に届く岩戸だと教えられました。

神様が決めたルールでも、世の流れと申しましても必ずやそこには「ゆらぎ」と呼ばれるものがあり、それがたった1パーセントでも、1パーセント以下であっても、ここから、また私たちの魂から湧き上がるゆらぎは決して消えることなく、八百万の神々様に響き渡り、まだこの日の本、そこに住む者たちに期待を寄せ希望を見出してくださっている神々様が一柱でも残ってくださっているのなら、稚拙な想いとささやかな祈りではございますがわたくし達も日々の人生を通して、その念を受けとってくださり、お働きになってくださることと心底よりそう信じております。

わたくしどもも、幾度となく自分の人生を振り返り、見つめ直し、生きる為の生活であってもそこに神様から頂きました魂の底にある玉石の存在を忘れず、気がつけば年も40代・50代、まともに生きれれば残された日数の方が少ないたった60年、70年の人生ですが一日一日無駄に過ごすことなく生きてまいります。

新しい時代は新しい人間が創るものとは思いますが、わたくしどもも神様に頂いた、今までの経験を何ひとつ無駄にせず日本を支える要の年代としてよりよい日本をわたくしたちの子の世代、孫の世代、その先も続く世へとつなげていく決心です。

その為に、本日の祈りを聴いてくださる神々様のお力が少しでもお借りできればとそう願っております。何卒、お力をお貸しくださいますよう、心から祈らせて頂きます。

平成二十九年 九月二十八日 斎主 洞水、Y・A・O

ひょっとして、参加してくれたメンバーは雨とその状況であんまり聞こえなかったかも知れない(苦笑)

つづく。

 

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コメント:1

金シャチ 18-07-14 (土) 17:44

こんにちは

早やっ‼
メッチャ早やっ!

この御挨拶から村雲さんが、お師匠様の後継ぎとしての神祭が始まるのかな?

神々様からの御言葉はいかに・・・?
気になる

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