神筆トップ > 神祭 > 五十猛様一族の神祭 弐  嵐の前の慌ただしさ?

五十猛様一族の神祭 弐  嵐の前の慌ただしさ?

  • 2009-05-19 (火) 20:16
  • 神祭

つづき。

神祭において一番はじめに、はっきりさせないといけない事。

祭りを応援してくれている(導いてくれる)それぞれの神の真意(祭りの目的)と、その神の想いを汲み取ること。また想いを汲み取るには、そこに古代に残された神の歴史的背景やつながり。叶わなかった想いやその心。

流れの読み違い、私たちの心得違い、解釈の違い、読み取りの浅さ深さ、たった一つで祭りの内容や意義は気づかぬ内に大きく変わる結果ともなります。また、その結果とは「行動」があってはじめての「結果」。私どもが出来るお手伝いの苦労はいといませんが、本番の神祭までの時間や労力、協力して下さる方々の心、行動に伴う金銭的なものまで含めると同じ祭りをそう何度も行うことは出来ません。

いかに神々様の真意を読み取るかが最初の筆書きでとても大切になってきます。

その時のわたしは師の祭りに何度も参加させて貰い傍で見てきたものの、すべてが初めての経験。この時の私は後に手痛い失敗をしてしまうとは夢にも想いませんでした。

まずは 「天村雲五十猛(あめのむらくもいそたける)の神」 のご正体を解き明かさねば前には進みません。引き続き、霊台の紫さんの神様へ質問を行う。

質問:まずは天ノ村雲(あめのむらくも)様とは一体どういう神だったのですか?

本来、天村雲の神とは五十猛様がニギハヤヒ様の大和入りに力貸される時の名にありて天イタテ様ともいわれるがの。この力にあやかり、ニギハヤヒ様の血をひく後の代の神、「村雲(むらくも)」の名をかぶられた事じゃ 八大塩

なるほど、ニギハヤヒの神とは五十猛の神と同じく神の中の大神 「スサノオの大神様」 の御子神にあたられる神です。どういう経緯があったのか、どういう風に王位の継承権は継がれたのか詳しい話は分かりませんがただ一つ分かった事は、五十猛様もニギハヤヒ様もスサノオ様を父神として持たれ、同時に兄弟神でもあり王位継承権を持たれた神であること。

またニギハヤヒ様が大和の国(現在の奈良盆地一帯)を治めに入られた時にその協力者として付き添った五十猛の神が当時使っていた名前が 「天ノイタテ(あまのいたて)」 や 「村雲(むらくも)」 の名であったという事・・・・・

「天ノ村雲(あめのむらくも)の神様」 はいったん横に置き、「村雲(むらくも)」 という名そのものは五十猛様の本名の一つだったという事実でした。

質問:剣神社についてもう少しお話を聞かせてください

さてこの社の名。ムラクモの剣とその名を伏せてはおるが、社の名にて本来の祀られるべき神が表れておる。まあ祭りの時はすべて和という意味にて神々の名を並べるがよいが。さてさて社参りもこの他に三社ほどあるでの 八大塩

天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ、あめのむらくものつるぎ)とは、三種の神器の一つで、熱田神宮の神体である。草薙剣(くさなぎのつるぎ・くさなぎのけん)・都牟刈の大刀(つむがりのたち)・八重垣剣(やえがきのつるぎ)とも称される。三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされる。
-ウィキぺディアより引用-

そう考えるとこの剣神社とは本来、剣そのものは天皇家の象徴(王位の正統な継承)を示すものとして扱われ剣の名前そのものだったのか、もしくは持ち主の名(ムラクモ=五十猛様のご本名)をつけたのか良く解らないのですが・・・・それを神様は一言で 「すべて和という意味にて神々の名を並べるがよいが」 とは・・・・・・簡単におっしゃって頂きますが人間的に意味も解らず並べる事ができないのが辛いところでもございます・・・・・・・。

質問:その他に参拝する社、残りの三社をお教えください

今少し神々に迷いもありての。飯盛で少し足らねば金武の方。天神の名にて祀られる五十猛神おられよう 八大塩

質問:あと一社をお教えください

浮羽 吉井町 ウカノミタマ神と並ばれる天村雲神 ・・・・・・・

質問:神迎えの参拝の日時になにか指定はございますか

私よりひとつ申しますが、幼き子らの心の祭り。長と立つ大神様も走りくださいましょうし、五の月の内に社参られれば六月までには祭りと間に合いましょうし うずめ

これでご参加して頂く今回の神祭の主役となるべき神々様をお迎えにいく4つの社、 「直方市の剣神社」「飯盛神社」「金武にある天神様(この場合は天ノ村雲様)神社」「浮羽郡吉井町にあるウカノミタマ様と天ノ村雲様が一緒に祭られている神社」 も判明しました。

祭主は私がやらせて頂くこととなりましたが、時はすでに4月の下旬。参拝に行く神社は共に参拝してくれる紫さんと3人で参拝予定も、人間的なスケジュールを考えれば決して日にちに余裕はございません。

「貴き魂が宿った剣を持つ神様」

「天照と呼ばれる岩長姫の神様」

「五十猛(いそたける)の神様」

「ヤマトタケルの神様」

キーワードが少しずつ点と線で繋がってきた感覚でした。

急ぎ家に戻った私はもう1人の協力して頂ける霊台、徳さんに連絡。この方も師の代より度々遠路、祭りに参加してくれては神示をとってくれる頼もしい仲間です。この時も祭りの内容はほとんど話さず、要点だけを質問する事にしています。やはり人間、先に先入観というものがあれば筆(神示)に影響しては困るからです。

続く

ブログランキングに参加しております。
人気ブログランキングへ 精神世界ランキング にほんブログ村 スピリチュアル

コメント:2

09-05-19 (火) 23:01

祭主という大役 お疲れさまでした。私自身 最初の筆から祭りまでずっと手探りな感じで…みんな大変でしたよね。これ読んでいると祭り前の緊張が蘇ってきます!

ベン2-2 09-05-20 (水) 4:02

んー我慢できません。

凄いですね!

まるで、太古の神託ですね。

天地創造・ギリシャ・邪馬台国・・・。

本当に有るんですね~。卑弥呼もシャーマンとか?

(感想のみの独り言です。)

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

この記事のトラックバックURL
http://kamifude.com/2009/05/19/post_15.html/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
五十猛様一族の神祭 弐  嵐の前の慌ただしさ? from 神筆 ~筑紫国神示~

神筆トップ > 神祭 > 五十猛様一族の神祭 弐  嵐の前の慌ただしさ?

検索
Feeds
Meta
神筆携帯版
カウンター

このページの上へ