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2014-08

五柱の神の祭り 五 ー京都前日ー

つづき。

師の自宅にて。

「いくつか今回の神祭でご挨拶に伺おうと考えている神社はあるのですが、それらの神社で間違っておりませんか?」

今の所 本当にここだと洞水殿決められれば(どの社に向かっても)良い事。(中略)大宇宙の神と漢字として壮大な名でいつき祀ってある社じゃが、この宇宙神とは怡土の國 志摩郡の大祖神社からのぞむ芥屋の大門の上に祀ってあった神での。まぁ八大龍王様をいますこし横におけば大祖で祈るもへいたて(宮)にまた急ぎ急ぎ山道のぼるもその心一つで決まる。八大龍王とは一つにわしの別名につかう名にもあり、高祖八大龍王としていることじゃが、これは塩の神の魂の分魂とでも申すが人世の悩み苦しみのこまごまとしたこと塩様のその立場上、下ってものをいうわけにはいかれぬで八大龍王高祖として主に人世のことはわしが受けもち天地の事は塩の神変化されると申してよいことじゃが。

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五柱の神の祭り 四 ー大山祇神社参拝ー

つづき。

とにかく時間がない。神様にいわれた定刻まであと一ヵ月もない・・・・・。とにかく行ける神社から先に祈りに行こう。そう考えるとまず間違いないのが大山積見の神、「大山祇神社」。ひとりで行く覚悟を決め、いざ明日は何時から行こうかと考えている矢先に、、、、、、「洞水さん、今日お伺いしてもいいですか~?」とのききなれた声が。Nさんでした。

とつぜん閃き、イチかバチかで声をかけました。

「Nさん、相談内容って結構急ぎですか?」

「・・・いえ、そうでもないですよ~なんかありました??」

「突然もうしわけないのですが、、、明日、時間があるのなら神社についてきてくれません?」

「了解です。」

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五柱の神の祭り 参 ーみえない協力者ー

つづき。

師の家に行ったのが7月14日。

その時にいただいたアドバイスで今は独立している弟弟子に神祭のより深い内容の神筆をとってもらってはどうか。同じく、どうせ京都にいくのならば京都の神社に奉職している兄弟弟子に連絡してみてはどうか?とニヤリと笑いながらアドバイスをいただきました。ここだけの話、師が筆をとってくださるのならこれほどありがたいことはないのですが・・・・・・その口ぶりから、どうやらわたしを神祭のはじまりから終わりまで、試そうとしている、育てようとしてくれている・・・・・・そう感じました。

「仲間の協力がもらえるのなら、ありがたい。」

まずは同じ福岡で活動している弟弟子に快諾してもらい、3日後には彼の事務所へ。双方、なかなか忙しくて会う時間もない毎日を送っていますが、昔からなぜか気が合い本当の弟のように思える憎らしさと憎めない愛嬌をもってる大切な仲間です。

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五柱の神の祭り 弐 ーみえない疑問ー

続き。

7月14日、師の自宅にて。

さてさて、ひさしぶりに声を出せば、日ごろの心がけの悪さかなかなか昔のようにピンと光も通じまいがの。まぁわしらが黙って今までの多くの人やことがら隅から隅まで見守り、時に素知らぬ顔をしても監視しておったのは間違いない事実じゃしの。時には流れに任せてということもあったが、この部屋より走った者らは良しも悪しもわしにも責任というものがあってのことじゃよ。さて洞水にしても、迷いとの。時々周りを眺めてなぜ己だけはと疑問あったことにもあろうが、わしも天神殿もぬしとの約束、違えたつもりもないし、もう一度よう周りをみればバカでも気づこうが、今の今日の一日、昨日の一日とってみても、たとえ金も地位も名誉なくとも今の心になんの不足もあろうか。約束とおり籍を入れさせ、五体満足皆笑顔で次の己の人間としての跡継ぎもつくってこの世に生まれ、それは皆にも申せることじゃが迷いや不安とは皆、己がつくっておるだけ、己の心の鏡のくもりでもあって、いうては悪いが洞水だけではなくわしらがこの部屋から旅立った者たちとの約束を違えたことは一度もない。それは真の己の勇気やら情やらが見失った者らが迷うておるだけの話での。

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五柱の神の祭り 壱 -神祭のはじまりー

「この国をあらため練り固めよ」

2014年7月12日、わたしは出産以来二度目の子供の顔をみるため、福岡と佐賀の県境にある山道を車でひた走り丁度、三瀬峠の中に入って自然を眺めつつ車を走らせていた時でした。

思い起こせば昨年の祭りを終え、

「神様、たしかにやるべき役割は多いのでしょうが今の自分は仕事も定まっていなければ家庭もなく、ましてや子もいない。そんな状態の中、大変申し訳ないのですがまだ自分のすべてをぶつける祭りは不可能です・・・・」

・・・と師の前で啖呵をきってしまい、、、、、その言葉が頭をよぎります。驚き半分と、まさかこんな時に?とのとまどい半分・・・・あれから驚くようなスピード結婚に、赤子まで授かりまして・・・神様の采配とはなんと正確なことかと驚きを隠せませんでした。正直いって、「・・・え?まだ赤ちゃんの顔、出産時で一度しかみてないんだけど。」その思いもなきにしもあらず。神様って、「正確」・・・というより薄情なところが多いというか何というか・・・・・・いえ、約束したのはわたしの方からなので、これっぽっちも非難も異論もございません。約束は約束です。

急いで車を安全な場所へ停め、持っていたノートに神様の声を走らせる。

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